大学休学留学体験記

私が留学を意識し始めたのは、友人との会話でした。
日本らしさとはなんだろう、また自分の意見に自信を持って話すことが出来るか。
両者とも留学前の私は答えることが出来ませんでした。
そこから、日本の歴史、文化を調べ多くの人に日本を知ってもらいたい、伝えたいと思うようになり、自分が情報を発信するにはまずは語学力を付けなければならないと思い、留学を決意しました。

＜コアクラス＞：レベル＝ 5b
5bからは「読み・書き」に重点が置かれかつ、論理的思考能力が求められます。
レベル5から5ページほどのResearch Paperを作成し、そのResearch Paperに基づいたプレゼンテーションがあります。
そのために、大学の図書館などで参考になる文献を探し、まとめるということをしています。
＜セミナークラス＞ Improving Accuracy in Writing
毎回の授業で時間制限のある中、ミスなく分かりやすいessayの書き方を教わっています。
また、grammarの指導もしてもらえるため、essayの書き方と同時にgrammarの弱点を知ることが出来ます。

ナイジェリア出身のホストファザー、カナディアンのホストマザー、4人の子供の6人家族です。出国前は多くの人に食事面について心配されましたが、ホストマザーが作る料理はどれも美味しく、食事で困るといったことはありませんでした。
・インターネット環境は日本よりも無料のwi-fiが多く普及している印象です。学校はもちろんですが、駅や旅行の際などに使う長距離鉄道の中も無料で使うことが出来ます。
・通学時間は自転車で10分ほどでした。

1ヶ月で約4万円ほどでした。
ホストマザーがお弁当を作ってくれているため、毎日何かを買うということはなかったです。
物価は東京とあまり変わらないように感じますが、HST（消費税）が13％ということと、外食した際などはチップを払うため、少し高く感じるかもしれません。

宿題が終わっていれば、ダウンタウンやトロントアイランドへ出かけています。
（休日をゆっくり過ごすために宿題を早く終わらせるということがモチベーションにもなっています。）
三連休などはオタワなど旅行しました。

留学生活中間地点ですが、成功体験と思うものは英語だけでなく他の言語も学習できていることです。 
人種のモザイクと例えられるトロントにいるからには、英語だけでなく多くの言語に触れたいと考えていました。
そのため、クラスメイトに基本的な言葉から教えてもらうようにしていました。
今では、アラビア語を少し話せるようになりました。

留学するまでは不安になったり、迷うことがあるかもしれませんが、一歩踏み出すことで今までと違った自分や考えと出会うことが出来ると思います。
後悔の無い留学ができますように！！