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YUELI体験記 −社会人の留学−

看護師のお仕事をされており、 2008 年末に今まで勤務していた京都の職場を退職されたのを機に、 2009年1月 5 日〜 2 月 27 日のアカデミックプログラムに参加された正木さやかさん(29)にお話を伺いました。 正木さんは帰国後4月からは新たに東京の病院で勤務されています。

日本事務所から正木さんへのインタビュー

−YUELIで英語の勉強をしようと決めたきっかけは何だったんですか?
去年 (2008 年 ) の夏に、勤めていた病院のお盆休みを利用してアメリカのミシガンにあるホスピスを見学する機会を得ました。その時は日本人の通訳の方を通してアメリカ人のナースやドクターとコミュニケーションを取ったのですが、通訳を介さずに自分の言葉でコミュニケーションを取りたい、そのためにはもっと英語を勉強しなくてはと思ったのがきっかけです。真剣に考え始めたのが 10 月頃だったかな。
−そう言えば、正木さんからお電話をいただいたのが10月でした。
そうです。それでお電話した時に、10 月末に京都でカナダ留学フェアがありますよと教えていただいて、近くに住んでいたので留学フェアに行くことにしました。フェアではいろんな大学がブースを出していましたが、他を見ちゃうと迷ってしまうからヨーク大学のブースしか行きませんでした。
−そうだったんですね。お仕事をお休みするのは大変だったんじゃないですか?
4月から新しい病院に移ることが決まっていたので、働き出したらもう行けなくなると思い、年内で勤務を終えて1月5日スタートのアカデミックプログラムに参加することにしました 。
− YUELI の授業はいかがでしたか?
大学進学を目指している若い学生がほとんどだったので、私のような1セッションだけ取って母国に帰るという人は珍しかったようです。授業内容も大学進学を視野に入れているので、正直とてもハードでした 。
− YUELI はカナダの語学学校の中でもハードなことで有名ですね。宿題も多かったでしょう?
はい。とっても ( 笑 ) 。毎日宿題が出されるのですが、エッセーなど日数のかかる宿題もあるので、いつも宿題を抱えているという感じで遊ぶ暇もないくらいでした。
−どんな宿題が出ましたか?
毎週リーディング・ジャーナルの宿題が出て、インターネットか新聞の article (記事)を選んでサマリーを書いてクラス内で発表し、ディスカッションをするというものや、100ページ以上の小説を読んで、それについてのブックレポートを書くというものもありました。ユニークなところでは、インターネットのブログを使った課題がありました。
−ブログだと親しみやすいですね。
授業風景そうですね。宿題は本当にたくさんこなしましたが、中でもこの宿題は楽しんでできました。
グループごとにトピックを決めて、グループで考えをまとめてブログにアップしたり、個人単位でも週に3回必ずブログに投稿するという課題が出ました。生徒が投稿した文章から、先生が文法的に間違っている箇所をピックアップして、クラスのみんなでどこが間違っているかを話し合いました。
−クラスの国籍バランスはどうでしたか?
16 人中、日本人は私1人で、あとは、中国人5人、韓国人1人、フランス人2人、イラン人1人、サウジアラビア5人、ブラジル1人でした。ほとんどの学生が大学進学を目指していたので、セッションの最後におこなうテストでは進級がかかっていてみんなとてもナーバスになっていました 。
−授業内容も大学進学を意識したものでしたか?
そうですね。先生はよく「エッセーは大学では毎日のように書かされるのだから、今のうちに訓練しておかないと。」と言っていました。日本の学校で習ったことのなかったコロンやセミコロンの使い方、論理的な文章の書き方などをみっちりやりました。パワーポイントも大学では必須なのでプレゼンテーションで使いましたが、クラスメートのパワーポイントはどれも完成度が高くて素晴らしかったですよ。
− プレゼンテーションは全員がセッションの最後に発表したのですか?
はい。 15 分間何も原稿を見ずにパワーポイントを使ってプレゼンをして、最後にクラスのみんなでプレゼンのトピックについてディスカッションしました。プレゼンの話し方や態度にも細かいチェック項目があって、服装、姿勢は適切か、ナーバスになっていないか、声は大きくはっきりと出ているか、目線はどうか、聞く側とアイコンタクトを取って必要であれば追加で説明したり質問を投げかけているか、ボディランゲッジを適度に入れているか、最後に問題提起をしてそれについてみんなでディスカッションができるよう工夫されているか、など、細かく評価されます 。
− 日本語でプレゼンや発表をする際にも役立ちそうですね。2ヶ月間で、かなり自信がついたのでは?
そうですね。カナダに行く前から英語でEメールのやり取りをしていた友達からは「2ヶ月の間でかなり英語らしくなったね。」と褒められました。スピーキングとヒアリングはまだまだですが、ライティングは短期間でこれだけみっちりやって成果があったと思います。ただ、英語は使わなかったらどんどん忘れるので、これからが大事ですけどね 。
−お仕事をしながら大変でしょうが、これからも英語の勉強を続けていって下さい。 今日はどうもありがとうございました。


【インタビューを終えて・・・】

正木さんが見せてくれた1冊の大きなファイルには、 YUELIで提出された課題がびっしりとファイルされていました。その最後に成績表が挟んであって特別に見せてもらいましたが、大変優秀な成績で、このまま次のセッションに在籍したら次のレベルに進級できるとありました。 ”effort” (努力)が全てのsubjectにおいてオール1(注:日本で言うところのオール5です!)。この数字が、正木さんの2ヶ月間の努力を物語っていました。次の職場(病院)では英語を使う場面もあるそうなので、英語力をキープできるよう頑張ってくださいね。